EC2インスタンス(Ubuntu)にCloudWatchエージェントをインストールする方法
CloudWatchでは標準でいくつかのメトリクスを利用できますが、メモリ使用率などのデータを収集するためにはCloudWatchエージェントのインストールが必要です。
今回はUbuntuのEC2インスタンスにCloudWatchエージェントをインストールする手順を説明します。
CloudWatchエージェントのインストール
サーバにSSHなどで接続し、以下のコマンドを実行します。
wget https://s3.amazonaws.com/amazoncloudwatch-agent/ubuntu/amd64/latest/amazon-cloudwatch-agent.deb
パッケージをダウンロードしたディレクトリへ移動し、以下を実行します。
sudo dpkg -i -E ./amazon-cloudwatch-agent.deb
エージェントの設定ファイルを作成する
以下のコマンドを実行します。
sudo /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/amazon-cloudwatch-agent-config-wizard
質問に答えることでパラメータが設定されていきます。詳しい内容は公式ガイド参照。
作成された設定ファイルは以下のディレクトリに保存されます。
/opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/
エージェントを起動する
以下のコマンドを実行してエージェントを起動します。
sudo /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/amazon-cloudwatch-agent-ctl -a fetch-config -m ec2 -s -c file:/opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/config.json
エージェントのステータスを確認します。
sudo /opt/aws/amazon-cloudwatch-agent/bin/amazon-cloudwatch-agent-ctl -a status